レッスン4 寄せ植えのリニューアル

読者の方から「春に頂いた寄せ植えが半分ほど枯れてしまいました。元気なものも残っているのですが、どうしたらよいのでしょう?」と質問メールが届きました。 暑夏に強い苗をいくつか補ってリニューアルしてみましょう。

< 今回使うもの >

春の寄せ植えの材料は、
クリサンシマム・ムルチコーレ(黄花)
イノプシディウム(白花)
ネメシア(桃花)
アイビー

今回使うもの
春の寄せ植え

ネメシアとアイビーは今も元気、ということなので、
空間を埋める為に、
ペチュニア(紫花)
トレニア(えんじ花)
アジュガ(えんじ系葉)
を使います。3種とも夏に強い植物です。

< 完成イメージ >

完成イメージ

< 作り方 >

作り方

  1. 枯れた植物の根と周囲の土を取り除きます。
  2. ネメシアが鉢一杯に育っているので、枯枝や不要な枝などを切り取り、1/3程度に整理します。
  3. 新しい苗はポットから出して、固まった根などは切り、少し小さくして穴に入れます。その時、どこに視線を集めるかを考えて、苗を配置しましょう。 紫花のペチュニアを前に出すと、前方に伸びて花を持つので、引き立ちます。
  4. 配置が決まったら、苗と土との隙間に、有機培養土に緩効性粒状肥料を少し混ぜたものを入れ、上から棒でついて、グラグラしないように植えつけます。
  5. 上から水を十分与えてください。少し時間をおいて、もう一度水をあげてください。これでリニューアル完了。
  6. 3〜4日、半日陰において、それから直射日光の下に出してください。
    水は乾いたらあげてください。2週間に一度、液肥(ハイポネックス等)を与えると秋まで次々と花を咲かせます。






 

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[ 作者プロフィール ]

caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

月刊 Visual Dermatology に
「My Favorite Parks」好評連載中

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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