「続・一鉢から始めるガーデニング」その11 
「木」偏に「春」は椿です。小さな椿をアレンジした春の和風コンテナ

椿といえば庭の椿の木を思い浮かべる方が多いことでしょう。
ところが春の京都を散策すると、路地のそこここに椿の鉢植えを良く見かけます。
大きくても1mに満たない程で、小さいものは30cm位でも良く花をつけていて 濃い緑色のツヤツヤの葉に明るい色の椿の花は日本画のように素敵です。
私もさっそく挑戦してみましたら、地植えの物よりも花つきがよいのでビックリ。
玄関先におけば、通りがかりの方達に春のプレゼントです。

< 今回使うもの >

1.椿  3本(赤・白・桃色)20cm〜30cm位
2.リュウノヒゲ   2ポット          
3.和風の鉢            
4.有機培養土
5.粒状緩効性肥料少々
6.発泡スチロールか鉢のかけら少々


< 完成イメージ >



< 作り方 >

    @鉢底に6.を鉢の高さの1/4くらい入れます。
    A@のうえに粒状緩効性肥料を少量混ぜた培養土をまた
    1/4くらい入れます。
    B3本の椿をバランスよく配置して残りの土を入れて行きます。
    C椿の下にリュウノヒゲを小分けにして植えつけます。
    D最後に鉢の縁から2cm下まで土をいれ、棒でくまなく突き入れます。

・水をたっぷりあげてください。
・花は美しい時期を過ぎたら摘み取ること。
・一年中外で管理してください。
    


 

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[ 作者プロフィール ]

caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

月刊 Visual Dermatology に
「My Favorite Parks」好評連載中

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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