「私の好きな手仕事」13 針仕事-3と庭仕事
去年の秋から咲き続けているパンジーが、気温の上昇と共に 徒長し、毎日毎日咲きおわった花柄摘みが日課です。
捨てるのが惜しくて、花柄を30本くらいまとめて花束にして 風通しの良い日陰に干しておくと、一週間で渋い色合いの ドライ・パンジーが出来上がります。
大きさは半分になりますが、なんとも愛らしい春の名残りの
花束です。面倒ですが是非ためしてごらんになっては!
(写真の花束は、右が摘み取ったばかり。左が乾燥後)
昨年今年と、寒くても、暑くても、長いスカーフを首に巻くのが
流行していますね。
色々な長さや、色合いや風合いの物を用意しておくと
アクセサリーとしても、体温調節にも、とても便利です。
母の若かりし頃の着物の端切れが箪笥にしまってありました
ので、(もちろん着物もまだまだ健在ですが)はぎ合わせて
オリジナルスカーフを作りました。
裏にはどの色とも合うグレーの絹を合わせました。
もう一枚は帯の裏地がきれいな花柄でしたので、解いて、
一度さっとシャンプー+リンス(人間用)で手洗いします。
良くすすいで、乾かし、乾き際にアイロンでかわかします。
黒の縮緬を合わせました。
仕立ては手縫い。絹糸を使います。
不思議なことにミシン縫いより肌にやさしいのです。
60年以上も前のものとは思えない美しい色合いが気に入っています。
昔の母達は本当に物を大事にしたものと、頭が下がります。