「私の好きな手仕事」18 秋の手仕事
十月ともなれば秋本番ですが、東京ではまだまだ名残の夏ですね。
でも、自然は正直、どこからともなくキンモクセイの澄んだ香りが
ただよい、また公園を散歩すればカラメルシロップのような甘い
香りは落葉間近のカツラノキからの贈物です。
黄金色の銀杏もまた秋の贈物、クサイ!クサイ!なんて毛嫌い
しないで拾ってみましょう。
でも、ちょっと注意が必要。素手で拾ったりするとカブレたり
しますから、ちゃんと袋やゴム手袋持参で拾いましょう。
実は我家の近くの公園では毎年、早朝散歩のお年寄り達が
この時期は競争で拾うらしく、つぶれた殻があるばかり。
先日、千駄ヶ谷の日本青年館の辺りではたくさん落ちているのを
見ました。都心の大公園が穴場かもしれません。
拾ってきた銀杏
さて、拾ったものは(ゴム手袋をして)洗い、押して中身を出します。 硬い場合は2日くらい水につけると簡単に中身が出せます。
水につけて皮を取りやすくする
キレイに洗って、太陽に干せば銀杏の出来上がり。 今時分の銀杏の中身はすばらしい琥珀色でお味も最高ですよ。
太陽にあてて、乾かす
玄関前は秋の植栽にしました。
タカノハススキ(矢羽ススキ=葉の色が矢羽のように緑と白が交互です。)が穂を出し始め、コスモスとコリウス(黄色と赤)と良くマッチします。
白花のアンゲロ二アは夏からずっと咲き続けてくれています。
秋のコンテナはススキとコスモスとコリウスが主役
斑入りの小型ススキ
*MarikoさんのDECOクレイアート教室*
Craft Garden