特集:「My favorite parks 」
【15】台湾、頭城農場(トウチェン・レジャーファーム)
台湾の旅は「世界遺産・故宮」見学と美味しい中華料理と思っていましたら、 思いがけない農村体験をすることになりました。
<台湾ではお寺にこんなお花をお供えするようです。(台北市龍山寺)>
台北市から車で1.5時間のイーラン(宜蘭)県の頭城農場で半日を過ごしたのです。
30万坪ものこの土地は東側が太平洋、そして北・西・南が山脈で外界から
隔絶されていたため、周囲には自然がたっぷり残されています。
農場は山の斜面を利用し、一昔前にはどこにでも見られた田舎の風景を再現し、
都会の人々に自然の生態と農家の生活を実体験させてくれる場所でした。
<山裾に広がる畑と田圃>
四季を通じて稲の田植えから収穫までや野菜・果樹の栽培、収穫等の体験やら
収穫した野菜の加工体験をさせてくれます。
観光客は季節折々の自然の変化を楽しみ、また、それらの作物は付属のレストランで田舎料理のバイキングスタイルで
客達に供されています。そのお料理の数々にはびっくり、なかなか美味しかったです。
<木々には胡蝶蘭が栽培され美しく咲いていました。>
山道では亜熱帯の草木が目を楽しませ、カエルの声には懐かしさを覚えました。
小雨降る中でニンジンを抜き、それを持って山登り。そして水牛に食べさせる頃には
童心に戻ってなんだか楽しくなってきました。
<日本では珍しい大きな水牛に餌やり。>
この施設は40歳まで教師をしていたオーナー夫妻が経営し企画をしているそうで、
まだまだ様々なプランがあるようです。
併設の立派な宿泊施設もあり、日本からも会社の研修旅行などに利用され、団体で訪れるのだそうです。
<農場の近くの極上のリゾートホテル>
イーラン県にはこのような観光農園が10ヶ所以上もあり都会からの家族連れが 手軽に遊べる施設になっています。