花と癒しの
ニュージーランド特集 第3回 クライストチャーチ
ボタニックガーデンとアートセンター
クライストチャーチボタニックガーデンは、ガーデンシティ・
クライストチャーチの中心に位置する大植物園です。
1863年7月、英国のビクトリア女王の長男、アルバート・エドワード王子とデンマークのアレクサンドラ王女との婚礼を祝し、イングリッシュ・オークが植えられたのが第一歩。その後、湿地と砂丘だった一帯は、30ヘクタールもの広大な植物園となったのです。
クライストチャーチ ボタニックガーデン |
敷地はハグレー公園の6分の1を占めていて、青々とした芝生の中に、樹木が茂り、
バラやハーブ、ニュージーランド原産の植物などの花壇や様々な温室が点在しています。この植物園も、2月のフェスティバル・オブフラワーズの舞台となっていて、趣向をこらしたイヴェントを開催していました。
クライストチャーチボタニックガーデンフラワーフェスティバルイヴェント |
目の覚めるような赤いなでしこの花壇 |
ニュージーランド原産の花? |
温室ではBotanic Bite Back :The Meat Eaters of the Plant Worldという
食虫植物の展示がされています。食虫植物がキャラクターになり、ドラマ仕立ての楽しい展示。
食虫植物 |
また、ベゴニアの温室は、大輪のベゴニアが咲き乱れていて壮観!ニュージーランドで感じることは、とにかく気候が植物の生育に適しているためか、育ちがいいのです。花も木も大きいものが目立ちます。
ベゴニア温室 |
ランなどの温室 |
奥にはサボテンやランの温室もあり全て無料で楽しめます。開園時間は年間通じて午前7時からほぼ日没まで。1月2月は午後9時まで開いているので、旅行者に
はありがたいですね。
サボテン温室 |
植物園の通りをはさんで、向かい側には、アートセンターがあります。
クライストチャーチアートセンター
http://www.artscentre.org.nz/
アートセンター |
この建物、かつてカンタベリー大学やクライストチャーチのハイスクールだったそう。
大学が移転した後、劇場、映画館、ギャラリー、ショップ、レストラン、カフェなどが入ています。
ある部屋を覗くと子どもたちのバレエレッスンが行われていました。
文字通り市民のアートセンターとして機能しているよう。
アートセンター中庭 |
何軒かジュエリーや焼き物、織物、風景画、写真などの作家さんのギャラリーやショップを覗き、オリジナルのカードと小物を求めました。40軒ものショップがあるそうなので、時間があれば、お土産もこのようなところで探すと、オリジナリティがあっていいかも知れませんね。また、週末の地元の作家さんたちのアートやクラフトが集まるアートセンター・マーケットを見て歩くのも楽しいかもしれません。
アートセンター中庭 |
ガーデンシティ・クライストチャーチは、ガーデンだけでなく、アートにも力を
いれている文化度の高い都市のようです。