特集: flânerie(そぞろ歩き)
<四季折々の京都>
第43回 桂離宮
今回のそぞろ歩きは、京都市西京区桂にある桂離宮を巡ります。
ずっと行きたいと思っていたのですが、事前の参観申し込みが煩雑なのでなかなか実現できないでいました。
が、数年ほど前から当日参加の枠が広がり、間口が広くなったと聞きました。
そこで、早速 並ぶことを覚悟で決行することにし、朝一番で最寄りの阪急桂駅に向かいます。
桂駅からは、タクシーで向かいました。受付前、穂垣に沿ってすでに30人ほどの列が。
簡素でありながら手の込んだ竹枝を積み上げた穂垣などのこったつくりはさすがに
桂離宮と最初から関心しきり。
しかし、ラッキーなことに午前9時の2番目のグループにはいれました。予約人数によっては
結構入れることもあるよう。
受付時間になると順に当日受け付けが始まります。住所氏名等を記載し、身分証明書が必要。
門を抜け、参観者受付で参観料と身分証明書チェックを受け、まず待合室に向かいます。
参加開始時刻まで事前に離宮の概要を説明するビデオなどを視聴。
時間になるとひとグループ20人位のグループにガイドさんが一人つき説明をうけながら参観
開始です。
門から少し入った奥まったところに御幸門があります。茅葺切妻屋根の風雅なつくり。
御幸道は珍しいデザインで、青黒い小石をまんべんなくしきつめて粘土でかためた製法とか。
美しい道を形作っています。
さらに道の両側には、樫やモチなどの整った刈り込み生垣が植栽され、丹精なたたずまいをかもしています。
その先の土橋も趣があります。
やや斜めにかけることで、奥行を感じます。遠近法のような効果をだしているのでしょうか。
さらに外腰掛まで進むと前に広がるのが蘇鉄山。無造作な石組みを配置した盛土に蘇鉄が
ダイナミックに植栽されています。モダンなたたずまいが印象的!
次回に続く
