特集: flânerie(そぞろ歩き)

<四季折々の京都>

第52回 臨済宗妙心寺派 大本山妙心寺

京都市花園にある妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で、3400もの寺院を束ねている大寺院です。



山号は正法山、創建者は鎌倉時代の第95代花園天皇、御本尊は釈迦如来だそう。

その広大な境内には、現在46の塔頭寺院が立ち並び、法堂の天井画「雲竜図」、日本最古の名梵鐘、また「明智風呂」など で知られ、 多くの重要文化財や史跡・名勝指定の庭園や寺宝が保存されていることでもしられています。

先に庭園の美しい塔頭寺院をご紹介して、妙心寺本坊のご紹介が後回しになっていましたので、改めてご紹介して行きましょう。



アクセスは京都駅から電車が便利。JR京都駅からJR嵯峨野線「花園駅」下車南徒歩5分です。

広大な妙心寺の伽藍参観には1時間、2時間、半日と3つのコースが妙心寺HP で紹介されていますので参考にされたらいいかもしれません。

3コースとも南総門から入り、まずは、三門に向かいます。



三門は桃山時代の建築で、重要文化材に指定されています。創建は1599年。楼上には、境内で唯一の朱塗りの建物で、空、、無相、無作という 禅の境地による解脱の意味がたくされているそうです。 観世音菩薩と16羅漢が祀られています。極彩色の飛天や鳳凰、龍などが描かれていていますが、通常は非公開で、6月18日のみ公開されます。



続く仏殿は1827年創建の重要文化財の堂々たる建物。毎朝の勤行の他降誕祭などの行事が非公開で勤められています。



次の法堂は江戸時代の建立で通年公開されています。仏像は安置されず往時による方座や坐禅がおこなわれます。 鏡天井に描かれた狩野探幽の筆による雲龍図が有名。



さて、室町時代建立の開山堂は妙心寺産内でもっとも古い建物。妙心寺開山無相大師を祀るお堂です。



次は大方丈1654年創建の重要文化財です。



広大な境内と多くの塔頭寺院を誇る大本山妙心寺、静かな散策には最適な寺町です。



中には坐禅体験ができる寺院もありますので、トライしてみるのもいいかもしれません。







DATA
臨済宗 大本山 妙心寺 本坊受付
京都市右京区花園妙心寺町1番地
TEL:075-466-5381
拝観受付:9:00〜12:00、13:00〜16:00

境内は暮らしの道路が通っていますので、24時間開放しています。散策は自由です。