特集:「My favorite parks 」

【39】軽井沢千住博美術館(長野県北佐久郡軽井沢町長倉815)

98歳の母を先頭に20歳の大学生まで女子4世代で軽井沢に出かけました。

コロナ禍でごく近くに居住している娘と孫も玄関の外でマスクして会話を していた程で、ずーっと大人しくしていましたが我慢も本当に大変。

そして、コロナ開け、普段多忙の娘もリモート授業の孫も「行ける!」と。 4人で我家から車で近くて便利なリゾート地、軽井沢に出かけることに。

10年くらい前にニューヨークで友人のイエール大学教授のディアナ・バルモリさん から「今、アジア・ソサエティーで素敵な展覧会やってるから、是非行ってみて」と 勧められて、初めて千住博さんの「THE FALL」に出会いました。衝撃でした。

そして日本に帰ってから川奈の大徳寺聚光院伊東別院に襖絵となった「滝」に会いに 行きました。収まるところに収まった感じ、とても素晴らしかったことを覚えています。


<美術館入り口そしてカラーリーフガーデン>

今回は孫のリクエスト、「どこか美術館に行きたい!」そして、選んだのがこの美術館。

私はまずカラーリーフガーデンに魅せられてしまいました。 季節的にも軽井沢は東京より約3週間近く遅れて遅い春、木々の緑もまだ浅く、考え 抜かれ選定された色とりどりの大小の樹木たちの美しいこと。


<美術館入り口に向かう遊歩道>

針葉樹(珍しい洋種のコニファー類など)広葉樹(ミズキやカエデ類など)多年生 植物(ホスタなど)などの緑のグラデーションと白、ちょっとピンクが相まって なんとも素敵なのです。どこでも見たことのない、北欧の自然を映したような庭です。 四季折々にどんな変貌を見せるのでしょうか、興味深いのです。


<いろいろなホスタとツユクサ>


<黄色のコニファーと多年草のラムズイアー>


<国道18号線を走る車が見えます>


<カラーリーフガーデンの向こうに美術館が見えます>


<白樺の向こうに美術館のガラスの壁と白いカーテン>

そして美術館に入ってまたまたびっくり。実はガラス壁の向こうのカーテンは 建物内部に入るとガラス越しに外のガーデンが霧の中のガーデンのように見える 仕掛けです。

また内部には4箇所のガラス越しの庭があり敷地の傾斜を上手に利用して、まるで 森の中を歩きながら美術展示を見学しているかのような錯覚さえ覚えます。

軽井沢の地の長所を理解してここだからこそ出来たモダーンな美術館と美しいその庭、 とても見ごたえのある素敵な場所でした。

ミュージアムショップとブランジェ浅野屋のベーカリーカフェで一息つくのもお薦めです。                                         


<付属のミュージアムショップとカフェ>

軽井沢千住博美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
TEL:0267-46-6565
https://www.senju-museum.jp/













 

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[ 作者プロフィール ]

Caco
ガーデニング・
プランナー

農学部卒業後、ご主人と造園設計事務所を開所。現在に至る。

趣味:旅行、ガーデニング、テニス、絵本

トップページの「プロムナード」と「一鉢から始めるガーデニング」、新連載「私の好きな手仕事」は、ケータイ・サプリwebマガジンのための書き下ろしです。
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