リッキは、かけっこが得意な元気なこりすでした。
ところがある日病気になってしまいました。
近所のお医者さまでは直せない病気だったので、
隣の町の大きな病院に入院することになりました。
病院ではお医者さまも看護師さんも皆やさしくしてくれました。
お父さんもお母さんもサポートしてくれましたので、
りッキも治療に励みました。
秋がすぎ、冬が過ぎ春になるころにリッキは
ようやく退院することができました。
しかし、弱ってしまった体でリッキはもとの学校生活に
戻れるでしょうか?
この絵本は病院から退院したお子さまたちの退院後の生活を物語っています。
お子さまと一緒に少しづつ元気になってゆくりッキの物語を読むことで、
アフターホスピタルの当事者のお子さまもまわりのひとたちも
元気をもらうことができるでしょう。
楽しくアフターホスピタルを学べるおすすめ絵本です。
『げんきになったよ こりすのリッキ』
竹下 文子 文
とりごえまり 絵
2022年12月 初版1刷
定価:1400円(本体1400円+税1)
出版社:偕成社