「私の好きな手仕事」【34】真冬の手仕事
東京の二月は一年で一番寒い時期だと思います。
ところが今年は1月も非常に寒い日が続きましたが、救いは晴天の毎日、
お日様を利用して手仕事してみました。
1つ目は野菜類の干物つくり。
ダイコン等は以前からやっていましたが、NHKテレビで見たのは
完全にに乾燥させなくても栄養価はふえるし、量はへるし、半生でも
冷凍保存すれば良いとのこと。
さっそくニンジンとエリンギを3時間程ザルでほしてから油炒めしてみましたら、
調味料は塩だけなのに美味しいこと!
同じ物とは思えないほど味が濃厚になります。
〈サイズ大のニンジンが3時間でこんなに縮小します〉
ゴボウもちょっと干して、干しニンジンとのキンピラも美味しい!
ダイコンも同様でカリカリに干せば戻すのに時間はかかりますが
これまた油揚げ等と煮つけると絶品でした。
農園でたくさん収穫したニンジン・ダイコンはしばらくの間は
保存してつかえる事になり大助かり。
太陽の恵みは驚くばかり、感謝です。
2つ目はショウガの砂糖漬です。
地方土産にありますが砂糖がたくさんついていて硬くて・・・・。
でも、ショウガは大好きなので手作りしてみました。
薄くスライスして砂糖も適当で、これまた仕上げはお日様におまかせ。
思いのほか簡単で、出来たものはホロホロと口の中でとろけて
お茶うけに最適です。
同じように柚子でも作ってみましたらこれもまた和風ゆずピールで
市販のものよりずっとおいしいのです。
庭仕事の方は予想外の寒さと乾燥で、今年はひどい冷害です。
けなげに絶えるパンジーを見るにつけ早く春めいてくる事を待つ毎日です。
《ショウガの砂糖漬 》
ショウガ・・・・・・200g
砂糖 ・・・・・・・150g
グラニュー糖・・・・適宜
(半分量でも大丈夫・種類はどれでも大丈夫)
@2〜3oにスライスしたショウガを水にさらす。4回位水を変える。
A鍋にお湯を沸かしショウガを入れて3回茹でこぼす。
B砂糖と水を切ったショウガを鍋に入れ中火で20〜25分煮る。
(砂糖がアメ状態になるまで、焦がさないように!)
Cクッキングシートにグラニュー糖をひろげて熱いショウガにまぶします。
Dざるにクッキングシートをしいて、その上にグラニュー糖をまぶした
ショウガをならべてお日様に干します。ストーブのそばでも乾きます。
Eよく乾いたら乾燥剤を入れたビンに保存します。
*柚子の皮でも同様に作る事が出来ます。
*MarikoさんのDECOクレイアート教室・Craft Garden*
Craft Garden