「私の好きな手仕事」【59】つるし雛つくり
待ちどうしかった3月ですがやっと少し春らしくなってきました。
公園の柳の小さな小さな芽が遠くから見ると薄緑に煙って
います。
先日、下田の水仙と河津桜と稲取のつるし雛を見に出かけました。
欲張ったのに、寒さで遅れた水仙は見られたものの河津桜は空振り。(固い蕾でした。)
でも、つるし雛は存分に見学できました。
<1本だけ買って来たつるし雛>
町中をあちこち歩きまわり、歴史のある品から新しい作品まで、
どこもかしこも飾ってありました。
古い物は持ち主の方のお話まで聞かせていただきました。
むかし、貧しい農家などでは立派なお雛様が買えないので使いふるしのあまり布で
可愛い我が子のために一針一針心を込めて作ったのだそうです。
むかしの物は一つが10cm以上で10個程の長い物を8本もぶら下げるから
それはそれは見事です。
長い年月かけて布の色が日焼けしているのも良い感じ。
現在売られているものはコンパクトですが、結構いいお値段です。
そんな訳でちょっと真似事をしてみました。
細かい手仕事で手間がかかります。自己流でやっと2個。
<絹布を丸く切って縫い中に綿を入れ縮めます>
<緑の葉をつけ出来上がり。(本物の縮緬をつかうといと高級感がでます。)>
3月3日までにはいくつ出来ますかしら。
*MarikoさんのDECOクレイアート教室・Craft Garden*
Craft Garden