第2回目 ローマ観光初日

ローマ観光初日はバチカンから。
フロントで聞くとバスが便利とのこと。チケットもホテルフロントで買えました 。
このチケットシステムが面白いんです。一回券の有効時間は75分。後部ドアからバスにの りこみ、刻印機にチケットを差し込み日付けと時間を刻印するというものです。 有効時間75分なんて誰がなにを基準に考えたんでしょうねー。

サンピエトロ寺院

サンピエトロ寺院

ちょっと蛇足ですが、旅の服装の基本は現地の人にまぎれること。
ヨーロッパの冬は女性も男性も黒や濃紺、グレーのロングコートの人が多いです。
イタリアなら濃いモスグリーンもちらほら。
コートの中にポシェットをいれてしまいましょう。目立たない!が肝心です。
それに石畳を歩くのですから靴はゴム裏のはきなれたものがいいでしょうか。
オシャレはちょっと良いレストランのディナー用にドレッシーなもの一着とそれに合 わせた靴を一足で充分。

サンピエトロ広場

サンピエトロ広場

さて無事バチカン前に到着。クリスマス時期でしたから、巨大ツリーに出迎えられま した。
バチカンでのお薦めスポットはバチカン市国郵便局。
ここで自分と友人宛てに絵葉書を出し、 窓口で切手も買いましょう。
切手は、バチカン市国の重要な収入源なんだそうです。
絵葉書は郵送に日にちがかかるので あらかじめ絵葉書の入る、宛て名を書いた封筒を何枚か 用意しておくのもポイントです。
システィーナ礼拝堂で圧倒され忘れないうちに 着いたらすぐやってしまいましょう。
とてもステキなおみやげになることまちがいなし!

私の souvenir spoon コレクション

私の souvenir spoon コレクション

おみやげといえば、欧米人にとって「おみやげ」は自分のためのsouvenir文字通り思 い出なんですね。
ですから、彼らの定番はsouvenir spoonだったりするわけです。 ヨーロッパのちょっとした街のおみやげ屋さんには必ずその町の紋章などで 装飾されたスプーンが売られています。

さてさて本題に戻りましょう。

サンピエトロ大聖堂の次はバチカン美術館です。 この美術館は多数の美術館や博物館の複合体。 システィーナ礼拝堂やラファエロの間 もこの中にあります。 近年修復されて蘇ったミケランジェロの天井画と祭壇画は本当に言葉も出ないほど すばらしい!!

サンピエトロ寺院内部

サンピエトロ寺院内部

が、私にとって最大のアハ体験は回廊からみた法王庁の景色でした。

おびただしい数のアンテナ、パラボラアンテナが乱立してます。
これこそが現代のローマカトリック、バチカン市国の象徴!

バチカン市国は世界最小の国にして情報大国、メディア大国なんですね。

ちなみに、メディアとしてイタリア語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、
ポルトガル語、ポーランド語の新聞、公式ウェブサイト、ラジオ局、衛星テレビ局まであるそうです。

こんな風にちょっと視点をずらすと面白い発見があるかも。

だから旅って面白い。