花と癒しのニュージーランド特集 
第1回 クライストチャーチその1 (Festival of Flowers and Romance)

クライストチャーチはニュージーランドの南島の東側にあり
「ガーデン・シティ」と呼ばれています。
広大なハグレー・パークやボタニック・ガーデンの他にも
200以上の公園、個人のガーデンが多いことでも有名な
ニュージーランドを代表する都市の一つ。

毎年2月に「フェスティヴァル・オブ・フラワーズ」
(Festival of Flowers and Romance )が開催されることでも
世界的に知られています。
今年(2007年)は2月9日〜18日に開催されました。

フェスティヴァル・オブ・フラワーズ2007
http://www.festivalofflowers.co.nz/

このイヴェントの中心は、なんといっても街の中心カテドラルの フラワーカーペット。

ChristChurch Cathedral Floral Carpet 2007

ChristChurch Cathedral Floral Carpet 2007
Floral Designer Patricia Proctor 
and Decorations by the Canterbury Floral Art Clubs

カテドラルの入り口から祭壇まで、30メートル近くに及ぶ 中央通路が花で覆いつくされます。とても美しい切花のカーペットです。

ChristChurch Cathedral Floral Carpet 2007

ChristChurch Cathedral Floral Carpet 2007

テーマは”For the Beauty of the Earth"
特筆すべきは花の種類の多様さ。
やはりセルリアなど南半球のお花が目につきました。
乾燥している所なので、お花の維持も大変らしく スタッフの方が合間ににさかんに、霧を吹いていました。

カテドラル内の花のアレンジメント

カテドラル内の花のアレンジメント

また、堂内にはところせましと 斬新なアレンジメントが飾れています。アレンジメントというより生花のアート作品。

Christcyurch Festival of Flowers 2007

Christcyurch Festival of Flowers 2007
ChristChurch Cathedral出展作品



Christcyurch Festival of Flowers 2007

Christcyurch Festival of Flowers 2007
ChristChurch Cathedral出展作品

会期中このカーペットを背景にFablic &CostumeArtistの Jenny Gilliesさんによる花をテーマにしたパフォーマンスが開催され、 若いパフォーマー達が花の帽子をかぶり、 妖精のようにカテドラルを舞っていたのが印象的。

Jenny Gillies さんのホームページ
(Gallery やMovieでとてもステキな作品を見ることができます)
http://www.jennygillies.com/

この街はイギリスの外にあって最もイギリス的な街作りを標榜して 都市計画をしてきたそう。ゆるやかに蛇行するエイボン川を中心にデザインされ、 川に遭遇すればエイボン川だそうです。河畔にはしだれ柳の大木がそよぎ、パンティング(川遊び)で遊ぶこともできます。

川下に向かって右側はオックスフォード・テラス 左側はケンブリッジ・テラスという道になっています。

エイボン川

エイボン川

川沿いの芝生の上でピクニックをしているカップルがいたり、 ベンチで本を広げ書き物をする人、ジョギングする人などなど優雅な休日が展開されています。

エイボン川

エイボン川

全長2、5キロメートルにわたって一周30分で回るトラム(路面電車)に乗りゆったりと街を一回りするのもおすすめ。 運転手さんが簡単に沿道のガイドもしてくださいます。

クライストチャーチのトラム

クライストチャーチのトラム



トラム車内

トラム車内



クライストチャーチのトラム

クライストチャーチのトラム

フラワーフェスティバルの開催期間中はトラムも花々で
飾られていて華やいでいますね。

「ガーデンシティ」クライストストチャーチの魅力はまだまだ続きます。
次回をお楽しみに!